5年生は6日(木)から7日(金)まで、松蔭小学校5年生と合同で「自然体験活動」に臨みます!

2019年6月4日 14時26分

6月4日(火)
 「今日の授業の様子から」
 それぞれの学年で、算数や社会科、理科、外国語活動、そして道徳の授業などに取り組みました。


 「YB漢字オリンピックの表彰」
 双岩タイム、校長講話に先がけてYB(八代ブロック=八代中、松蔭小、神山小、川上小、双岩小)漢字オリンピックの表彰を行いました。金賞・銀賞・銅賞に輝いた児童の中で、代表して金賞=満点賞の三名に賞状を手渡しました。次回のYB漢字オリンピックも、目標を立ててがんばってください。 


 「校長講話」
 「積み重ね」を大切に!
 運動会は、すごい暑さに見舞われましたが、透き通るような青空が広がるとてもさわやかな天気となりました。でも、それ以上にさわやかだったのが、皆さんの競技や演技、応援や係活動に対する態度でした。
 赤組対白組の対戦は、応援している人もどきどきするぐらいの熱戦でした。どちらの組とも本当に最後まで粘り強く取り組みました。どちらが勝ってもおかしくない展開の中で「紅白対抗全員リレー」を制した赤組が優勝しました。すばらしい赤組の勝利でした。残念ながら優勝できなかった白組もたいへん立派でした。
 閉会式のあいさつは公民館長さんの役であったため、運動会では、29名全員のがんばりを褒めることも、赤組の皆さんの勝利を称えることも、敗れて悔しい思いをしている白組の皆さんにエールを送ることもできませんでした。ここで改めて、29名すべての皆さんの健闘を称えたいと思います。すばらしい運動会を、本当にありがとう。
 勝ってうれしい・負けて悔しいという気持ちはとても大切です。運動会のように競争をするときには、かけっこなどの個人戦も、大玉ころがしなどの団体戦も、勝つ人と負ける人とが出ます。一生懸命準備や練習をすればするほど、勝ったことがうれしいし、負けたことを悔しいと感じます。涙を流した人は、それだけ運動会に情熱をもって臨んでいたのだと思います。そして大切なことは、勝ったことによっていろいろなことを考えることです。同じように、負けたことによっていろいろなことを考えることです。この経験をどのように生かすかということが大切です。ぜひ、運動会の経験を皆さんのこれからの生活に生かしていってください。
 さて、「紅白対抗全員リレー」の前には「双小ソーラン」がありました。双岩小学校の運動会の花形種目です。4月から練習を開始し、上級生が下級生に丁寧に教え、少しずつ少しずつ踊りを覚え、そして上達し、まとまりのある演技となりました。「応援合戦」を除けば、みんなが一番練習した種目であったと思います。そして、本番では、最高の「双小ソーラン」を披露してくれました。最後の決めポーズの瞬間、見ている人すべてが感動に包まれました。それほど皆さんの演技はすばらしかったです。
 校長先生は、2年前まで中学校で部活動の顧問をしていました。部の子どもたちが練習をする際によく伝えていた言葉に「積み重ね」という言葉があります。
 練習では同じことを繰り返し繰り返し練習します。繰り返すことはとても大切なことです。しかし、向上心のない繰り返し練習は、成長や上達に結びつきません。繰り返しの練習の中で、昨日よりは今日、今日よりは明日といったように、少しずつうまくなっていこう、ほんのわずかでも上に行こうという気持ちで取り組むことが重要です。その、目にはほとんど見えない成長の積み重ねが、いつの日か大きな成長につながり、やがて確かな実を結びます。
 日々の「積み重ね」があったからこそ、あの「双小ソーラン」が生まれたのだと思います。皆さんには、これからも「積み重ね」の意識を持って、勉強や運動、これから始まる水泳練習などに取り組んでいってもらいたいと思います。