水荒く使う五月となりにけり 伊藤通明
2020年5月7日 17時28分5月7日(木)
今年度の再スタートに際し、学校で取り組んでいきたいことは多々あるものの、今、最優先に考えなければならないことは、約3週間(大型連休を含む)の臨時休業を経て「どのように学校教育活動を再開していくのか」ということになります。子どもたちの健康管理のこと、学校施設の衛生管理のこと、感染リスクを避ける学校での過ごし方や行事の行い方等、(3月にも経験したとはいえ)慎重な対応が求められるため、日々、頭を悩ませながらも、反面、本校の先生方が、除菌対策、環境点検整備、再開後の教育課程……、これまで通りにはいかないことに対し、子どもたちの学校生活を思い浮かべながら、アイデアや知恵を出してくれていることを頼もしくも感じています。新型コロナウィルスへの対応は、まだまだ長期戦を覚悟しなければならない、と言われます。学校再開後も、例年通りの行事を行うことが困難となることが考えられます。学校生活も、不自由さを余儀なくされる場面もあることでしょう。一つ一つの局面に際し、何よりも子どもたちの健康と安全を第1に、教職員で力を合わせて学校を運営していきたいと思います。
保護者の皆様にも、例年にはないお願いをすることがこれからますます多くなることと思いますが、学校を取り巻く状況にご理解をいただき、温かいご支援とご協力をお願いいたします。