「市内のみんなが輪になって」……第15回八幡浜市小・中学校音楽発表会が開催されました!

2019年11月19日 19時17分

11月19日(火)
「八幡浜市小・中学校音楽発表会を終えて」

 八幡浜市小・中学校音楽発表会も今年15回目を迎え、発表内容も、年を重ねるごとに各校の特色あふれる多彩なものとなっています。
 学校規模によって、ほのぼのとした温かみのある合唱や器楽合奏があり、また、一方で迫力あふれる管楽合奏もあり、さらに、完成度の高い中学生の演奏もありと、学校ごとの特色が際立つすばらしい音楽発表会となりました。
 合唱や合奏が始まると客席から真剣な表情でステージを見つめ、聴き入る児童生徒や保護者の姿がありました。また、演奏終了後は、労いと感動の意を込めた割れんばかりの拍手がおくられました。惜しみない拍手に包まれた会場の雰囲気はすばらしいものがありました。
 双岩小学校の演奏も、たくさんの保護者の皆様にご参会いただき、子どもたちにとっては、大変心強い励みとなりました。また、小規模校ならではの総力を結集した器楽合奏でしたが、練習・本番の演奏ともにスムーズに進行できましたことは、保護者の皆様のご協力の賜物であります。練習期間中にいただきました、お子様への支援と合わせて、心より御礼申し上げます。3番目という早い演奏順にも関わらず、子どもたちは、練習の成果を存分に発揮し、すばらしい演奏を披露してくれました。発表会に向けてがんばってきた子どもたちを、双岩小学校教職員全員が誇りに感じています。
 潤いが欠如しがちな現代生活の中で、八幡浜市内の多くの児童生徒とともに、音楽の楽しさや感動を味わうことのできた有意義な音楽発表会となりました。
 最後になりましたが、今回の音楽発表会開催に向けてご尽力いただきました八幡浜市教育委員会の皆様、カジタ楽器店関係者の皆様、そして、八幡浜市小・中学校音楽家部会の皆様、本当にお世話になりました。厚く御礼申し上げます。
【体育館での練習】


【ゆめみかんでリハーサル】


【本番のステージ】


 ※ 開会挨拶は、教育長様が務められました。教育長様はお話の中で、アンパンマンの作者やなせたかしさんが作詞した「手のひらを太陽に」の歌詞に触れられ、
 1番の歌詞は、「僕らはみんな生きている 生きているから 歌うんだ」に続いて、「僕らはみんな生きている 生きているから かなしいんだ」と続きます。2番の歌詞は、「僕らはみんな生きている 生きているから 笑うんだ  僕らはみんな生きている 生きているから うれしいんだ」3番は、「僕らはみんな生きている 生きているから おどるんだ  僕らはみんな生きている 生きているから 愛するんだ」です。やなせたかしさんは、なぜ、1番の歌詞に、「うれしいんだ」や「愛するんだ」ではなく「かなしいんだ」を持ってこられたのでしょうか?
 と、問いかけられ、
 「歌詞や曲にはそれぞれの作者の思いや願い、祈りが込められています。今日のそれぞれの学校が演奏する曲にも思いや願いが込められています。そういったものを感じながら、各学校の演奏を聴いてみてください。
 と、結ばれました。
 大変深みのあるお話に、会場にいた全員が、“歌詞や曲の重み”について考えさせられました。
 「表彰式」
 双岩タイムの時間(音楽発表会に参加していた児童も帰ってきました)、賞状の授与を行いました。賞状は教頭先生から児童に渡していただきました。
 ○ 第6回八幡浜市食育コンクール ポスター部門 小学校低学年の部 銅賞
 ○ えひめこども美術展 硬筆部門 入選
 ○ 校内絵を描く会 優秀賞&努力賞
 ○ 理科作品展 優秀賞
 それぞれの受賞者を表彰しました。